自動車保険に特約をプラスすることにより追加の補償が受けられる

自動車保険は損害保険会社ごとに様々な特約を用意しています。特約というのはあくまでオプションという扱いになるので、ベースとなる保険に対して多少の保険料をプラスすることにより追加の補償を受けることができます。
特約については付けようと思えばたくさんのものを付けることができますが、自分に必要なものを選択していかないと特約だけで追加の保険料を支払わなければいけなくなります。
これから特約を付加することにより追加の補償が受けられるようなものをいくつか紹介しますので、自分にとって何の特約が必要なのかということをどういう風に車を利用しているのかを想定しながら考えていってもらいたいです。
一つ目はファミリーバイク特約です。ファミリーバイク特約とは自動車保険に加入している被保険者の家族が原付を所持しているのであれば、原付を運転していて事故が起きた場合に加入している自動車保険と同様の対人賠償と対物賠償を受けることができます。
原付についての保険商品単体で任意保険に加入するよりもファミリーバイク特約を付帯したほうが保険料の支払いがお得になります。
家族で原付を使っている人がいるのであればこの特約を付帯してもいいでしょう。二つ目は携行品損害担保特約(身の回り品担保特約)です。携行品損害担保特約とはトランクや車内にある個人の所有物が交通事故で被害を受けた時に補償してくれます。
トランクに日ごろから釣り道具やゴルフ道具などを置いていて、こういう個人の所有物に関して何かあった時に補償を受けたいということであれば、こういう特約を付けるといいでしょう。
一般的に補償の対象外となるのは現金や貴金属、有価証券、車に固定されているものなどになります。
どういう時にこの特約が適応されるのかとか補償の対象外になるものについては損害保険会社に確認するといいでしょう。
三つ目は他車運転危険担保特約です。他車運転危険担保特約とは他人の自動車を借りて運転した時に自動車保険を起こしたときに、この特約を付帯することで他人の自動車保険からではなく自分の自動車保険から優先的に補償を行うものです。
自分が加入している自動車保険の中には自動的に付帯されることが多いですが、安い自動車保険の中には自動的に付与されていないものもあります。
四つ目はゴルフ特約です。ゴルフ特約とはゴルフをプレーしている時のけがや道具の損害、ホールインワン保険などが補償されます。
自動車保険と合わせてゴルフ特約を付帯したほうがゴルフ保険単体で加入するよりも安くて済みます。
ゴルフをしない人に関しては全く付帯する必要が無い特約になります。